Q&A Q34G. 経営と事業の判断

マーケティング予算の稟議を通すには、何を示せばいいですか?

考え方

稟議で問われるのは、施策の良し悪しよりも「この費用で何が変わるのか」と「失敗したときにどう止めるのか」です。広告の効果は売上と直接結びつけにくいため、途中の指標と判断の時期を先に決めておくことが、承認する側の不安を減らします。

稟議書に入れる項目の例です。

  • 目的:どの製品の、どの作物・地域での販売を支えるか
  • 現状:販売店での取扱い、問い合わせ、指名検索などの今の数字
  • 施策と費用:何に、いつ、いくら使うか
  • 途中の指標と目標値:問い合わせ、資料請求、取扱店数など
  • 判断の時期と条件:いつ、どの数字で、続けるか見直すか
  • 体制:社内の担当と、外部に任せる範囲

農業資材は、防除暦の改訂や予約の時期に合わせて需要が動きます。1〜2か月で結果を判断せず、作期をまたいだ期間で見ることも、稟議の時点で共有しておきます。

現場でよくあること

稟議書に「認知度の向上」とだけ書かれていると、承認する側は何をもって成功とするのかが分かりません。「対象地域の問い合わせを月○件から○件に」のように、数えられる指標で書くと議論が具体的になります。目標値の根拠がないときは、初年度を「基準となる数字を測る年」と位置づける書き方もあります。

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次の一歩

設計シートの「社内説明チェックリスト」10項目で、稟議書に抜けている項目がないかを確かめてください。

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