考え方
国内の調査でも、戦略や企画は内製、実行や運用は外部と併用、という分け方が多く見られます。大企業の管理職を対象にした調査(メンバーズ、2026年)では、戦略・企画の業務の内製率が平均68.5%だったのに対し、Web広告の運用やSEOは16.2%でした。完全な内製を望む企業は約1割で、9割近くが外部との併用を望んでいます。BtoBのマーケティング担当者を対象にした調査(ベーシック、2025年)では、3人以下の組織で戦略設計を内製している割合は33.0%でした。
これらの調査は、内製や外注の支援を行う会社によるものです。数字は傾向をつかむ参考として見てください。
農業資材メーカーの場合、社内に持ちたいのは次のものです。
- 製品の登録内容と、作物・地域ごとの使われ方の知識
- 販売店・JA・営業担当者との関係と、現場の情報
- 予算と施策の判断、表現の確認
外部に任せやすいのは、広告の運用、サイト・動画・資料の制作、データの集計などです。外部に任せる場合も、何を目的に、どの指標で判断するかは社内で決めます。
現場でよくあること
広告の運用を外部に任せきりにしていると、担当の会社を替えたときに、過去の設定や数字が社内に残っていないことがあります。広告のアカウントは自社の名義で持ち、毎月の報告を社内で保管しておくと、外部を替えても続けられます。
なお、当サイトの運営元も、農業資材の広告を支援する会社です。
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出典:メンバーズ「マーケティング業務と組織に関する調査」(2026年9月、従業員1,000人以上の企業の課長職以上303人)、ベーシック「BtoBマーケティング調査レポート2025【運用体制編】」(2025年、BtoBマーケティング担当者330人)。